名古屋城がグレードアップ中!名古屋名物 五平餅も!
名古屋と言ったら名古屋城!
2018年12月
名古屋に用事があり先日行ってきました。
初めての名古屋、一か所だけでもどこか観光したいと思い、名古屋城を観に行くことにしました。金のしゃちほこがトレードマークの名古屋城ですが、その造りは伝統的な木造ではなく鉄筋コンクリート造。一部の城マニアには趣がないと不評だったようです。
1945年(昭和20年)に先の戦争による空襲で焼失した天守は、1959年(昭和34年)に名古屋市制70周年記念事業として、鉄骨鉄筋コンクリート構造でエレベーターもあるバリアフリー構造に生まれ変わりました。
合理的で現代的なお城だったわけなのですが、このたび建築基準法や老朽化の問題で天守は2027年の完成を目標にまた建て替える運びになったそうです。
そして、木材加工の技術の進化もありなんと木造での復元が決まっています! これは楽しみです!
名古屋城は城だけじゃない!将軍様の暮らしの場 本丸御殿も再建!
というわけで現在、天守の中は公開されておらず中に入ることはできないのですが、平成21年に復元工事が始まった本丸御殿が、平成30年の6月から公開されており、今回見学することができました!
総檜造りでこけら葺き(薄く切った板を瓦屋根のように重ねていき、竹の釘を打っているそう)の屋根など、外観を一目見ただけでテンションが上がります。
新築感はありますが、当時建造された時もこのような美しさがあったのだろうなぁ、と思いを馳せてしまいました。
本丸御殿の中は、徳川家康の命によって建てられ、徳川家が代々の将軍が利用したというだけあって、絢爛豪華です。
ふすま絵や壁の絵は、トラなどの動物 < 鳥や植物 < 人物 < 中国の絵 の順にグレードが上がるそうで、玄関のトラの絵から始まり、最上級のふすま絵がある将軍のいる部屋までみることができて楽しめます。豪華な天井、とくに欄間は東照宮の装飾を彷彿とさせる、金とカラフルな色使いで思っていたより派手で驚きました。
将軍様のお風呂事情もわかります!
書院ではガイドによるツアーにも参加し、とっても充実した時を過ごせました。暖房などの設備もないので足元はかなり冷えます。
個人的な見どころは湯殿書院で、将軍様のお風呂場をみられます。当時は湯銭ではなくサウナ式だったとのことで意外でした。体を洗う場も同室にあり、たらいはなかったですが薄暗い中で侍従たちに囲まれてリラックスする将軍の姿を想像できました。
NHK連続ドラマ小説ファンならいちどは食べたい五平餅
天守の側にあるお土産物屋に併設の軽食が購入できるお店で、連続テレビ小説「半分、青い」でなんともおいしそうに登場する五平餅も食べられます。
注文すると焼き鳥を焼くようなあの機械(それかもしれません)で、表面が少し焦げる程度に焼いてくれました。
あ~、この最後の焼きが重要なんだよねと、ドラマを見ていたので嬉しくなりました。
そして甘めの味噌とつぶしたご飯の食感がいいかんじに合わさり、とってもおしかったです。
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